一個爛賭的傳説

2001年(日本未公開)
監督:麥子善 プロデュース:王晶
出演:呉鎮宇・關秀媚・李燦森・林雪

この映画の内容を簡単に表現するなら
「舒奇(ジャンユー)の人生楽ありゃ苦もあるさ」でしょう。
なぜこれを見たかといいますとね、ひとえに縛りジャンユーが見れるからですよ。ええ。確かに縛られてました。変な外人に襲われてました。かなり貞操の危機が迫っていました。縛り具合も尋常ではなくベッドの上で手足をがっちりホールド。まったく身動きがとれません。襲われているジャンユーの表情は実に見ものですよ。
でもなー。舒奇も「男が男に犯されるのってどんなんだろう」とか思ってたんだから、ちょっとは興味あったんじゃないか?
ベッドシーンでもなぜか服を着たままなジャンユーでした。肌見せはNGなのか?でもキスシーンは良かったですよ(うへへ)
コメディー色が強めながら、ラストはなんだか悲しい展開でした。
以下ネタバレあらすじです。



舒奇はギャンブルに手を染めるために友人や恋人を失っていくことを自覚しながらも、ギャンブルから足を洗えずにいた。
 しかしカラオケ店のママである公主(關秀媚)に出会ってやっと幸せな生活を手に入れる。しかし公主の弟(李燦森)は難病であり、その手術のため多額の金が必要になる。舒奇は自分の臓器の売買契約をし、弟のための金を工面する。
 いよいよ明日が臓器摘出手術だという時に、初めて舒奇は公主に金の出所について打ち明ける。手術をして生き残る確立は30パーセント。
 手術当日、舒奇が病院へ行くと、臓器提供先の人間が前日に死亡し、先払いしていた契約金は返却しなくてもよいということを伝えられる。命拾いをした舒奇は帰り道で指輪やら花を買い、大喜びで公主の元へ戻るとそこには手首を切って自殺した公主がいた。舒奇の手術の予定時刻であった9時に一緒に死ぬという旨の遺書が残されてあった。
 幸せを手に入れると、不幸がやってきて、また幸せがやってくる。人生とはその繰り返しである。