SHIROH

帝劇での「SHIROH」を見てきました。初めて足を踏み入れる帝劇。そして約1年ぶりの新感線。期待感と不安感でいっぱいのまま開演…
す、すごいよ…。
畳み掛ける歌、集団の動き。観客を煽るようなライティング。
ケレン味あふれる舞台でした。ああ、これぞ新感線。
正直、観る前までは「まー、上川さんが出るし、天草四郎ストーリーだから観るか」という程度の気持ちだったんですが、見始めたら時間が経つのが本当に早かったです。
テンポがすごく良かったです。いつもの新感線だったら途中でダレダレになるところが出てくるのですが、今回はそれが無かったので集中力も途切れなかったし。

と、絶賛しまくりです。難癖をつけようと思えばつけれるんだけどね。でもあえて、今は言いません。それくらいこの舞台に感動したってことですよ。

あえて言うなら、自分のなかでキリシタン演劇ランキングではオルガンヴィトーの「ねむり姫」は超えて、現在2位にランクインです。1位は「バロウ」なので気にしないでください。

ここから多少ネタバレ感想…


天草のシローちゃんの衣装、袖がひらひらなのは羽を意識してるんですかねー。シローにはあって、四郎にはない羽。むむむ。
旗に描かれた神の子2人はシローと四郎。星彦ちゃんと雪彦ちゃんか?(笑)そういえばシローが暴走してキリシタンたちを煽ってたよねー。星彦認定させていただきます。って「バロウ」ネタですみません。
ラストで四郎が起こした奇跡に感動しましたよ。
本当に心の底から他人のために奇跡を祈った四郎。だからこそ四郎ははらいそに行けたのですよ。ううう。泣かせてくれるじゃないの。